健康管理士とは?【現役の健康管理士が解説】
こんにちは!健康管理士くんです。
健康管理士について気になって調べてみたけれど、実際どういう資格なのか?取得する価値があるのか?疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
健康管理士という言葉だけに惹かれて、内容をなんとなくしかわからずに受講し、後悔する方が多いです。
本記事では
・健康管理士を会社から取得を進められたけどとるべきか?
・健康管理士に興味があるけどどんな資格なのか?
・健康管理士を取得するメリット・デメリットって何?
こんな疑問に健康管理士、健康管理能力検定1級の健康管理士くんがお答えします。
健康関連企業にて、2013年より勤続。
現役健康管理士の生の声を聞きたい方は、ぜひ参考にしてください。
健康管理士(一般指導員)とは
健康管理士とは日本成人病予防協会が主催する民間資格です。
民間資格なので、この資格がないとできないという業務独占資格ではありません。
健康管理士の概要は、以下の通り
生活習慣病の増加に伴い医療費が伸び続ける現代社会において、健康管理・予防医学の知識と意識の普及は益々必要不可欠になっています。 「健康管理士・健康管理検定1級」資格は、28年前から認定を開始し、すでに70,000名以上の資格者が、「健康社会の実現」のため、さまざまな分野で活躍する“健康管理のスペシャリスト”です。
引用:日本成人病予防協会の概要及び加盟団体について|健康管理士
活躍の場は多く、多くの企業、団体、医療・福祉分野 等でも職員研修に採用されており、また、全国で約50の学校教育にも採用されております。
また、今注目の集まる「食育活動」の現場でも多くの資格者が食育講師として活躍されています。 病気・栄養・ストレス・運動・環境 等、健康管理の知識を体系的に学習する、最新の情報を網羅した教材は厚生労働大臣指定講座ですので、安心して学習いただけます。
健康で輝く未来を創るために、健康管理・予防医学の知識を学びましょう!
いかがですか?学びたくなってきましたか!?
実際私が健康管理士試験を受験したときも、企業でお勤めの方が団体で来られてましたので、採用されているというのも本当だと思います。
健康管理士の本質をざっくり言うと、 健康系自己啓発資格です。
健康管理士くんが健康管理士を取得した理由
自分自身が病気をしたからです。
入院・手術と経験し、やりたいことができない時間を過ごしました。
健康であることはやりたいことができる時間が増えるということ。
人生において健康はかけがえのないものだと気付かされました。
それから、健康関連の書籍を読みまくり、健康関連企業に就職。
健康管理士の資格を持つ先輩方から、アドバイスをいただき健康管理士取得を目指すようになりました。
もちろん自費ですよ、会社がお金だしてくれるところは羨ましい限りです。
健康管理士の必要性
人生100年時代と呼ばれる現代において、健康の重要性がますます高まっているのは言うまでもないことではないでしょうか?
健康管理士は健康系自己啓発資格なので、健康について学びたい人は取得するのも良いです。
取得することで、健康に関して最低限正しい知識を持つことはできます。
すると自分も周りの人も助かります。
健康関連書籍には、○○を食べると良い!というような内容が山のようにでてきます。
参考になるのですが、なんでその食べ物が良いのか?身体の仕組みを知っているだけで、理解が深まります。
健康管理士は身体の仕組みも学習しますので、自分や大切な家族・友達を守るだけの知識は身についていきますのでメリットの多い資格です。
ただ、資格維持には年会費を毎年払い続けなければならないので、健康管理士のデメリットも把握してから納得して決めることをおすすめします。
健康管理士試験の概要
実際に健康管理士になるためにはどのような試験をクリアしていく必要があるのか解説していきます。
受験資格
健康管理士試験の受験には条件があります
受験資格は以下の通り
「健康管理士一般指導員」受験資格
試験日の1ヵ月前までに「健康管理士一般指導員受験対策講座」を修了した方
「健康管理士一般指導員受験対策講座」を受けないと受験資格すら与えられないということなんです。
自分で書籍や参考書を買って学んで受験するということは実質できません。
試験内容
健康管理士試験の内容は以下の通り
試験範囲
健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級
テキスト①~⑥
がっつり購入したテキストから出題されます
試験時間
90分間
問題形式
選択問題および記述問題
合格基準
「健康管理士一般指導員」、「健康管理能力検定1級」は別資格です。
同一試験で受験できますが、合格基準が異なりますのでご注意下さい。
健康管理士一般指導員の試験を受けて、合格点が一定基準を超えると健康管理能力検定1級も同時に付与されます。
私も一つの試験で健康管理士一般指導員+健康管理能力検定1級の2つの肩書きを手に入れました。
受験料
6,600円(税込)
健康管理士試験概要は以上です。
健康管理士の難易度が気になる方は以下の記事も参考に。
》健康管理士の難易度は?簡単なの?【試験対策についても徹底解説】
健康管理士のメリット
健康管理士には様々なメリットがあります。健康管理士のメリットをランキング形式でまとめると以下の通り。
メリット第5位 上級資格
メリット第4位 ほすぴ
メリット第3位 家族に役立つ
メリット第2位 仕事に役立つ
メリット第1位 資格証が頂ける
健康管理士のメリットについて知りたい方は以下の記事がおすすめ。
》健康管理士のメリット ランキング5選【現役の健康管理士が解説】
健康管理士のデメリット
健康管理士には様々なデメリットがあります。健康管理士のデメリットをランキング形式でまとめると以下の通り。
デメリット第5位 資格維持費用
デメリット第4位 認知度・評判
デメリット第3位 家族
デメリット第2位 取得費用・時間
デメリット第1位 将来性
健康管理士のデメリットについて知りたい方は以下の記事がおすすめ。
》健康管理士のデメリット ランキング5選【現役の健康管理士が解説】
健康管理士の活躍の場
健康管理士は資格証がもらえますので、お話をするときある一定の知識は持っているという認識はもってもらえます。
ポイント制度を活用すれば、バッジや名刺に健康管理士の記載のあるものも作成することができます。
健康関連企業にお勤めの方は、場面にもよりますが信用を得られやすくはなります。
健康管理士の評判
世間的にはまだ認知度が低いです。
そして、健康管理士は怪しい資格だと思っている方もおられます。
健康管理士が怪しいと思われる理由は以下の通り
・取得費用がかかる
・年会費がかかる
・業務独占資格ではない
・資格商法っぽい
このような批判があってもおかしくないですよね。
受験資格も指定の講座を受けていないと得られない、年会費も毎年かかるといった点は受験する側からしたらデメリットです。
健康系資格でも年会費のかからない資格も、あります。
健康について学ぶ方法はいくつもありますので、自分に合った学びをしていくのも1つのやり方です。