健康管理士上級指導員になるには?条件・単位のため方・50単位まで何年かかるか【現役の健康管理士が解説】

健康管理士上級指導員になるには?条件・単位のため方・50単位まで何年かかるか

こんにちは!健康管理士くんです。

健康管理士の資格を取ったあと、「上級指導員」ってどうしたらなれるの?単位はどうやってためるの?何年くらいかかるの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。

健康管理士は、合格したときは「健康管理士一般指導員」から始まります。そのあとも学び続けて単位をためると、上の資格を目指せる仕組みがあります。

本記事では

・上級指導員・統括指導員になる条件
・単位のため方(ほすぴの研修問題・講座・セミナー)
・50単位まで何年かかるかの目安
・上級指導員になると変わること
・目指すときの注意点

を、現役の健康管理士、健康管理能力検定1級の健康管理士くんが、日本成人病予防協会の公式の情報をもとに解説します。

健康関連企業にて、2013年より勤続。仕事をしながら約4ヶ月で合格しました。

資格を取ったあと、次に何を目指せるのかを知りたい人、ぜひ参考にしてください。

結論:上級指導員の条件は「1級合格」と「50単位以上」

健康管理士の資格証|健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級の資格証

日本成人病予防協会の公式サイトでは、上級指導員・統括指導員になる条件が次のように案内されています(2026年11月時点)。

資格 条件
健康管理士上級指導員 健康管理士一般指導員の資格保有者で、健康管理能力検定1級に合格し、50単位以上
健康管理士統括指導員 健康管理士一般指導員の資格保有者で、健康管理能力検定1級に合格し、100単位以上

また、上級指導員の前に、20単位で一般指導員の資格証が「ゴールド」(JAPAマークが金色)になると案内されています。まとめると、単位によって次のように変わります。

・資格取得時:健康管理士一般指導員
・20単位:一般指導員のゴールド資格証
・50単位:健康管理士上級指導員(1級合格が必要)
・100単位:健康管理士統括指導員(1級合格が必要)

上の写真は、健康管理士くんの資格証です(個人情報は隠しています)。健康管理士くんは、健康管理士一般指導員と健康管理能力検定1級の両方を持っているので、条件のうち「1級の合格」は満たしています。

健康管理士一般指導員と健康管理能力検定1級は、同じ試験で目指せますが別の資格で、合格基準も異なります。一般指導員だけ合格した場合は、単位をためても上級指導員にはなれないので注意しましょう。1級との関係は、こちらの記事でくわしく解説しています。

》健康管理検定と健康管理能力検定の違いは?健康管理士との違い・1級〜3級も解説

単位のため方|ほすぴの研修問題と講座・セミナー

健康管理士の生涯学習誌ほすぴ|研修問題の提出で1単位たまる

単位は、協会では「J単位」と呼ばれています。ためる方法は、『ほすぴ』の研修問題の提出と、協会の講座・セミナーへの参加の2つです。公式サイトで案内されている単位数は次の通りです(2026年11月時点)。

対象 単位数と内容
『ほすぴ』研修問題提出 1単位/1冊(提出期限内)。ホームページからメールでも提出できる
健康学習セミナー 1単位/1講座。大学教授クラスの講師による医学・健康の講座
食育セミナー 1単位/1講座。東京都と共催の食をテーマにしたセミナー(年1回・無料)
ステップアップ講座 2単位/1講座。『ほすぴ』の勉強会と健康ウォーキングの1日講座
能力開発講座 3単位/1講座。さまざまなテーマの参加型の講座
再スタート講習 5単位/1講座。最新のテキストで基本を学び直す講習(全4回)
ハイレベル講座 10単位/1講座。話し方・健康コーチング・運動指導法を学ぶ少人数制の講座(全12回)

『ほすぴ』は、資格を取ったあと2ヵ月に1回(偶数月の末)届く学術刊行物です。巻末に研修問題があり、提出すると添削指導を受けられます。健康管理士くんの手もとにも、上の写真の『ほすぴ』が届いています。

健康学習セミナー・能力開発講座・ステップアップ講座などは、単位をもらうために出席回数などの条件があると案内されています。講座の受講料や日程は回によって違うので、申し込む前に協会のサイトで確認してください。

なお、単位といっしょに「ポイント(Jポイント)」もたまります。ポイントは講座の受講料にあてたり、協会のグッズと交換したりできます。ポイントを使っても単位は減りません。

50単位まで何年かかる?目安を計算

健康管理士上級指導員まで何年かかるか|50単位までの目安を計算

『ほすぴ』は年6冊届くので、研修問題を毎回出すと1年で6単位たまります。公式の単位数をもとに、上級指導員の50単位までにかかる年数を単純に計算すると、次のようになります。

ため方の例 50単位までの目安
『ほすぴ』だけ(年6単位) 約8年4ヶ月(20単位のゴールドまでは約3年4ヶ月)
『ほすぴ』+能力開発講座を年1回(年9単位) 約5年半
『ほすぴ』+ハイレベル講座を1回(最初の年に16単位、その後は年6単位) 7年目に50単位

※研修問題を毎回期限内に出し、講座の単位の条件を満たした場合の計算です。実際の年数は、講座の開催状況や参加できる回数によって変わります。

『ほすぴ』だけでも上級指導員は目指せますが、8年以上かかります。早く目指したいなら、講座やセミナーを組み合わせるのが近道です。講座は単位が多い分、回数や受講料もかかるので、自分の予定と予算に合わせて選びましょう。

いまの単位数は、『ほすぴ』が届く封筒の宛名シールや、資格証が届くときに知らせてもらえます。公式サイトでは「T10 P10」なら「単位10・ポイント10」という意味だと案内されています。

上級指導員になると変わること

健康管理士上級指導員になると変わること|認定講師の受験資格が得られる

公式サイトでは、上級指導員になると次のようなことがあると案内されています(2026年11月時点)。

・肩書きが「健康管理士上級指導員」になり、新しい資格証と認定証が届く(資格証の色も変わる)
・日本成人病予防協会認定講師の受験資格が得られる
・認定講師になると、協会から健康講演会や健康講座の講師を頼まれることもある

公式サイトでは、周囲からの信頼が高まることや、自信につながることもメリットとして挙げられています。

ただし、健康管理士は国家資格ではなく、上級指導員になっても、できる仕事が法律で増えるわけではありません。資格をどう活かすかは自分次第という点は、一般指導員と同じです。健康管理士の資格の活かし方は、こちらの記事で解説しています。

》健康管理士のメリット ランキング5選【現役の健康管理士が解説】

上級指導員を目指すときの注意点

健康管理士上級指導員を目指すときの注意点|資格の更新と期限

上級指導員を目指すときに、知っておきたい点が3つあります。

①新しい資格証が届くのは「次の更新のとき」

公式サイトのよくある質問では、上級指導員や統括指導員に必要な単位がそろっても、特別な手続きはいらないと案内されています。単位がそろったあとの資格更新のときに、上級資格の資格証と認定証が送られてきます。単位がそろってすぐに届くわけではないので、覚えておきましょう。

②毎年の更新をしないと資格が失効する

健康管理士の資格は毎年の更新が必要で、更新月に年会費(6,000円)を納めると新しい資格証が届きます。期日までに更新しないと資格は失効し、もう一度試験に合格しなければならないと案内されています。上級指導員を目指すなら、年会費を払い続けて資格を保つことが前提になります。

年会費や更新については、こちらの記事でまとめています。

》健康管理士の費用はいくら?取得までの総額・年会費・給付金で安くする方法

③研修問題には提出期限がある

『ほすぴ』の研修問題で単位がもらえるのは、提出期限内に出したときです。単位の対象は提出期限内に出したものと案内されているので、届いたら早めに取りかかるのがおすすめです。

よくある質問

健康管理士上級指導員になるには|よくある質問

Q. 健康管理士上級指導員になるための試験はある?

上級指導員になるための別の試験は、公式サイトの条件には書かれていません。条件は、一般指導員の資格を持っていること、健康管理能力検定1級に合格していること、50単位以上をためることです。

Q. 一般指導員だけ合格した場合、上級指導員になれる?

単位をためても、健康管理能力検定1級に合格していないと上級指導員・統括指導員にはなれません。20単位のゴールド資格証は、一般指導員の資格証として案内されています。

Q. 単位がたまったら、申し込みが必要?

公式のよくある質問では、特に手続きは必要なく、単位がそろったあとの資格更新のときに、上級資格の資格証と認定証が送られると案内されています。

Q. いまの単位数はどこで確認できる?

『ほすぴ』が届く封筒の宛名シールや、資格証が届くときに知らせてもらえます。協会に問い合わせても教えてもらえます。

Q. ポイントを使うと単位も減る?

減りません。単位は上級資格のため、ポイントは受講料やグッズとの交換のためのもので、別々に数えられます。

まとめ

健康管理士上級指導員になるにはのまとめ

健康管理士上級指導員になる方法をまとめると、

・上級指導員の条件は、一般指導員の資格+健康管理能力検定1級の合格+50単位以上。100単位以上で統括指導員
・20単位で一般指導員の資格証がゴールドになる
・単位は『ほすぴ』の研修問題の提出(1冊1単位)と、協会の講座・セミナー(1〜10単位)でためる
・『ほすぴ』だけなら50単位まで約8年4ヶ月。講座やセミナーを組み合わせると早くなる
・単位がそろったら手続きは不要。次の資格更新のときに新しい資格証と認定証が届く
・毎年の更新をしないと資格が失効するので、年会費の支払いを続けることが前提

でした。

単位の数や講座の内容は変わることがあるので、目指すときは日本成人病予防協会の公式サイトで最新の情報を確認してください。資格を取ったあとも学び続けたい方の参考になれば嬉しいです。

健康管理士の資格そのものについては、こちらの記事でまとめています。

》健康管理士とは?どんな資格かをわかりやすく解説|学ぶ内容・取り方・費用・できること

健康管理士くん

健康管理士くん

健康管理士、健康管理能力検定1級を取得。

現役の健康管理士であり、健康関連企業にて、2013年より勤続。

自身の病気•手術の経験をもとに病気にならない身体づくり、 健康寿命を延ばすために普段から何をしていれば良いのか?ということを研究しています。

不定期ですが、健康に関する情報を発信させて頂いております。良かったらお友達登録をしてお待ちください!↓

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