健康管理士は国家資格なの!?【現役の健康管理士が解説】
こんにちは!健康管理士くんです。
健康管理士という資格があると聞いたけど、国家資格になるのか?実際、健康管理士は役に立つの?と興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
健康管理士の実際の資格内容を知ることで、人生の選択肢が増える方も多いです。
本記事では
・健康管理士は国家資格なのか?
・資格の種類と意味
・健康管理士は役に立つのか?
について現役の健康管理士、健康管理能力検定1級の健康管理士くんが解説します。
健康関連企業にて、2013年より勤続。
健康管理士を目指したい人、ぜひ参考にしてください。
健康管理士は国家資格なの!?
結論からいうと、健康管理士は国家資格ではありません。
資格には大きく分けると3つの資格があります。
国家資格、公的資格、民間資格の3つです。
健康管理士は、日本成人病予防協会が主催する民間資格になります。
国家資格の分類の一つで、業務独占資格があります。その資格を有する者でなければ携わることを禁じられている業務を、独占的に行うことができる資格のことを言います。
つまり、健康管理士は民間資格なので健康管理士を取得しないとできないという業務はありません。
資格の種類と意味
健康管理士は民間資格ですが、資格の種類と意味を一旦整理しておきます。
民間資格 | 公的資格 | 国家資格 | |
---|---|---|---|
主催 | 民間企業が 独自で設定 |
各省庁が 認めたもの |
国が 認めたもの |
信頼度 | 小さい | 普通 | 大きい |
国家資格や公的資格は、資格の種類の中でも信頼度の高い資格になります。
公的資格は以下の通り
• 介護職員初任者研修
• 介護支援専門員(ケアマネージャー)
• 福祉住環境コーディネーター
• 葬祭ディレクター
• カラーコーディネーター検定
• 色彩検定、販売士検定
• 実用英語技能検定(英検)
• 消費生活アドバイザー
• 手話通訳士
• ツアーコンダクター
• 証券外務員(二種外務員)
• CADトレース、准看護師、手話通訳士
• メンタルヘルス・マネジメント検定など
国家資格は以下の通り
• 医師、薬剤師、建築士、栄養士
• 弁護士、税理士、行政書士
• 社会保険労務士、FP技能士
• 保育士、看護師、教員、調理師
• あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師
• 精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士
• キャリア・コンサルティング技能検定
• ファイナンシャル・プランニング技能士
• フォークリフト運転技能者
• クレーン運転士、・危険物取扱者
• ボイラー技士・整備士
• ガス溶接作業主任者など
健康管理士は、特定非営利活動法人 日本成人病予防協会が認定する民間資格になります。
民間資格ですので、信頼度は資格の中では低い部類になります。
ただ、一定レベルの健康に対する知識を身につけたということの証明にはなるでしょう。
資格の種類を理解して、自身の進みたい方向にあっているか?
考えて行動できるといいですね。
国家資格ではないら健康管理士を取得して役に立つのか?
国家資格ではない健康管理士を取得して、実際に役に立つのか?疑問に思う方も多いと思います。
健康管理士を取得して現役で健康関連企業で仕事をしている立場からお伝えします。
結論から言うと、役に立たせられるかは自分次第です。
自分次第ってそんなあやふやな回答だと困ると言う方のために具体的に活かせるポイントをまとめました
具体的に活かせるポイントは以下の通り
・健康に関して一定レベルの勉強をしているというイメージを持ってもらえるため信用につながる
・ほすぴという健康関連の情報をまとめた冊子が定期的に届くので、継続学習ができる
・自分自身の自信になる
順番に解説していきます。
健康管理士が信用につながる
国家資格ではない健康管理士ですが、健康に関する一定の学習をしたという証明にはなります。
自称 健康管理士よりも、資格を持っている健康管理士の方が客観的な信用がつくのは言うまでもないです。
私の場合はお客様の前でお話しする機会がありますが、肩書きによりお客様の聴く耳が開く感じがしています。
継続学習ができる
健康に関する情報は日々アップデートされていきます。
その都度、健康情報を追いかけるのも大変ですよね。
健康管理士の資格を取得し、年会費を払えば、最新のトピックを扱った内容が毎月ほすぴという冊子として送られてきます。
自分次第で情報をアップデートしていくことができるツールです。
自信になる
1番大きいのはこれかもしれません。自分自身の自信になることで力を発揮できる場面が増えたと感じます。
国家資格ではない健康管理士ですが、資格としては多くの受験生のいる資格です。
お客様と接するときに自信を持って話せるというのは自分の中では大きなポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
健康管理士は国家資格資格ではありませんが、自分次第で活かし方が広がる資格でもあります。
受験料や年会費を払う必要性がある資格なので本当に自分自身に必要なものか見極めて進めてみると良いです。